高低差をよく確かめる

例えば富士登山をする場合、5合目から頂上までの登山道総距離は10kmないものの、登頂するためには6時間前後の時間を必要とします。それはなぜかというと、標高差が激しくて急角度な斜面を登る事には相当な時間がかかるからです。同様に駅周囲と比べて物件がある地域の標高が高い場合、家から駅まではスイスイ進めるものの、帰りはずっと登り坂が続くためかなりの時間を必要とします。そして、あまりに時間がかかる場合・または毎日疲れてしまう場合は、せっかく住み始めたものの、すぐに引越しをする事を余儀なくされるかもしれません。そのため、郊外エリアで安い家賃の物件を見つけても即決するのはやめてください。ネットの地図情報サービスの「地形モード」を選択して駅から家までにきつい坂道がないかよくチェックする必要があります。

現地の気候もチェックする

例えば、北海道・東北地方などの豪雪地帯は春から秋までは自転車を利用できるものの、冬場はスリップの危険性が高すぎて自転車を利用できません。また、早春・晩夏についても朝は路面凍結が起こるため、坂道を自転車で走るのは危険です。それがあとからわかって寒冷期は毎日自転車ではなく徒歩で通勤・通学するとなると、毎日家から駅までの行き来に相当な時間をとられてしまいます。さらに降雪量があまりにも多い地域に関しては、除雪が済んでいない朝の時間帯に駅まで歩こうとしても一般的な歩行速度といわれる時速4kmで歩くのは困難です。3km進めればいいほうで、雪と吹雪のダブルパンチを食らった日などは時速2km程度でしか歩けません。そのため、何も土地勘のない遠方に引越す場合は様々な形で現地の冬の気候・環境を良くチェックする事を忘れないでください。